本日の仕事
魚魚子打ちの作業。
昔の職人さんはやっぱりすごいなと改めて思いながら作業中。
かなり上達してきました！
心配なのはコストがあうのかどうか・・・。

ミラノサローネでの展示の様子です。
ライトの可能性がすごく広がり、今後に展開に注目な作品！
先取りさせて頂いたようで楽しい仕事をさせて頂きました。
いつか、出張でミラノサローネ見に行きたいですね。
ありがとうございました。

今回依頼頂いたのは、博報堂の岡室健氏の作品
通電するインクの開発により、そのインクの印刷物ならどこに通電させても照明がつく、LEDライト。紙なのでいろんな形に変形可能でいろんな可能性が今後広がりそうです。
作っているパーツはその紙を挟むためのクリップ部分！
オリジナルでつくる為に、真鍮の無垢材から削り出しで制作した物をキャストしています。
そしてクリップが自在に動くようにジョイント部分も削り出しで制作。

今回の一番のポイントは通電させるためのコードは土台までで、その先コードはナシで支柱の棒材＆クリップに直接電気が通っています。
土台の真鍮には電気を通さず、支柱の真鍮のみに電気を通電させるために、いろいろ試行錯誤をして苦労しました。最終的に表からは余計なパーツが全く見えずすっきりさせることが出来ました。

岡室さんにも満足いただけ、よい仕事が出来ました。
ありがとうございました！